vol.712-2026/06/18発行
新社屋のお祝い会の日からゆうに1カ月以上経ちますが、いまだにお祝いにいただいた真っ白い胡蝶蘭が綺麗に咲いています。もちろん少しずつ花を落としてはいますが、まだまだ窓辺を明るく照らしてくれそうです。
枯山水とウッドデッキ
松の木を思わせる風格の梅の古木が、枯山水の中に堂々とそびえ立つお庭。
その枯山水を残したままウッドデッキを作るご依頼をいただきました。

デッキを作る際、石組の基礎にコンクリートが打たれているため、家側に水が溜まりやすいという懸念事項がありました。
その案件を解消すべく、地中に暗渠排水を設け水の通り道を作ることにしました。

デッキ下になる部分の地中に暗渠排水を設けたのでもう安心です。

更に防草シートを敷いて、雑草を防ぎます。
デッキの基礎となる束石は石組をよけて配置していきます。

既存のコンクリートに直に束柱を設置する箇所、束石を置く箇所、とレベルが様々な基礎に柔軟に対応していきます。

デッキに使用している木材はハードウッドのセランガンバツ材です。
セランガンバツ材は船の甲板にも使われるほどの強度を持ち、耐久性は抜群で、下穴をあけるドリルの刃は鉄用のドリルを使わなければならないくらい堅い材です。

またセランガンバツ材は油分を多く含むため、無塗装でも耐水性があります。
今回も無塗装なので天然木そのままのナチュラルな色合いになります。この見た目のやわらかな色に反して、強固で優秀なハードウッドがセランガンバツ材なのです。
その堅い材が大工さんの手によって丁寧にカットされ、既存の石はデッキのステップへとそのまま生かされました。

石のステップに降り、お施主様お気に入りの御影石の橋を渡る、という構図です。


こちらは雨の日に撮影したものですが、無塗装のセランガンバツ材は濡れるとこのようなあめ色になります。こちらもまたいい色ではありませんか?
ちなみに年月を経るとシルバーグレーに変化し、味わい深い色になっていきます。

家を見守る梅の木はデッキに程よい木陰をつくってくれます。デッキに座り、時には寝転び、先代から受け継いだ、思い入れのある石組みを眺めながら、梅の古木の木陰で過ごす癒しのひととき。
これからも末永く愛されるお庭であり続けますように。

【2026年7月】ワークショップ 開催のお知らせ
ワークショップのお知らせです。
長年コッツウォルズストーンとレンガを扱っている松原工業ならではの本格的なワークショップです。
初心者の方はそのままご自宅のお庭のDIYに活かせますし、プロの業者の方にも満足していただける内容となっています。
施工したい場所のお写真や図面をお持ちいただければワークショップに織り交ぜながら進めることも可能です。


【7月】
7月18日(土)AM9:00~ドライウォール積み【費用】無料【定員】4名
7月18日(土)PM1:00~レンガ敷き【費用】無料【定員】4名
【持ち物】
軍手、動きやすい服装にてご参加ください。
※屋根下で開催いたしますが、水分や帽子等をお持ちください。
【お申込み】
◆下記申込みフォームよりお申込みください。
ワークショップ申込み
https://forms.gle/chYTnjEeqLK1aKPY9
インターネットでお申込みの場合には、お申し込み後に、申し込み受付メールを送付しております。
受付メール到着にて申込完了とさせていただきます。
メールが届かない場合には、お手数ですが(TEL:042-333-0074)までお問い合わせください。
◆お電話でのお申込みも可能です。
電話:042-333-0074
お申込みの際は「希望日時、お名前、お電話番号、人数」をお知らせください。
※天候等による開催時間の変更や中止となる場合には、開催日2日前までにご連絡させていただきます。また、やむを得ない事情により当日の開催中止となる場合もございます。
編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥
畑の夏野菜の収穫に忙しくなってきました。昨日はとうもろこしを摘果したベビーコーンを天ぷらにして食べました。ベビーコーンとはそういう種類があるわけではなく、2番目にできた雌穂を摘果したものだということを畑をやり出して初めて知りました。若いうちは甘皮やヒゲも甘くて美味しいんです。お弁当にとうもろこしのヒゲの天ぷらが入っているなんて息子の通う高校でおそらく我が子だけなのでは、と思います。

◇ご意見・お問い合わせ:matsubara-ec@gs-you.com
◇/発行制作:有限会社松原工業