vol.661-2025/06/05発行

昨日は初夏にしか出回らない赤紫蘇をスーパーで買って、毎年恒例の紫蘇ジュースを作りました。

梅雨時期に入る鬱陶しさをお酢が入ったこのジュースでスカッと乗り切ります。

外壁工事の乾式工法

外壁工事における乾式工法の施工方法をあらためてご紹介いたします。

乾式工法とはスライス加工された石やレンガの上側面に溝を入れて、金属レールにはめ込んでいく工法です。

石やレンガを積み上げてモルタル下地に張り付けていく従来の「湿式工法」は天候や季節によって大きく工期が変わってしまうのに対して、乾燥待ちの必要がないこの「乾式工法」ならスピーディな施工が可能です。

下図のような3タイプの形状の金属レールで構成されます。

 

防水シートの上に取り付けられた胴縁に1本1本この金属レールを打ち付けていきます。

胴縁とシートに等間隔に引かれた線は、水平を確かめながら取り付けていくためのものです。

まずはスタートレールの取付です。建物の水切り上部からスタートします。

記しを付けた線を1スパンとして水平を確かめながら釘打ちでベースレールを1本ずつ取り付けていきます。

つなぎ目部分にはコーキング材を入れていきます。

弊社の乾式工法用のレールはレールそのもので壁全体を覆うことができるという優れもの。

非常に施工性の高いレールです。

最後にとりつけるトップレール部分。

レールの取付が終わったら、上部に溝をつけたスライスレンガや石をこのようにはめ込んでいくのです。一度レールを取り付けてしまえば溝にレールをはめ込んでいく作業はどなたでもできるほど簡単な作業です。

コーナー部

目地入れをします。ササラ仕上げがおススメです。

目地を削って完成です。

 

乾式工法は湿式工法と比べ、

・施工時の環境に左右されにくい。

・工期が短縮する

・地震や台風に強く落下しにくい

・下地材による断熱効果を得られる

といった利点があります。

乾式工法は新築工事はもちろん、リフォーム工事でも可能です。

個人のお客様も工務店の方も是非、お気軽にお問合せください。

お問合せ  info-m@gs-you.com

 

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